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DIY Turntable 2 (4)
68アームの慣らし中ですが、プラッターを自作するとどうなるかを検討中。

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68アームは取付け方法に自由度があるため、巨大なプラッターと組み合わせることができます。
厚さ3cm、直径60cmのアクリル製プラッターの重量を計算してみると、約10kg。
慣性質量は、半径の2乗に重さを乗算し、2で割るそうですから、4.5トン・cm2となります。
マイクロSX-8000Ⅱが3.5トン、ヤマハGT-2000のYGT-1が3.6トン。
テクニクスSP-10Ⅲなどは1.1トンと論外。
慣性質量は半径の2乗と重さの乗算ですから、重さよりも直径が重要。

YGT-1の重さが18kgもあることに気付いたのがきっかけ。
ダイレクトドライブってプラッターを重くするとサーボ系に問題が出るとか…
この程度の重量や慣性質量ならいいということかしら?
ならばPL-30Lでも可能かもね、という訳なのです。

PL-30Lのプラッターにアルミ円板やステンレス円板を数枚載せて約7kgにし実験をしてみました。
立ち上がりがやや遅くなるぐらいで問題なし。
68アームの懸架方法の検討、全体のデザインの練り直しと、1年か2年は設計を楽しめそうです。
これで音が良くなるのかは?ですから、実現するかどうかは神のみぞ知るですけど。

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直径50cm程度(質量7kg+アルミトッププレート、慣性質量2.2トン~2.5トン)なら少々の改造ですみます。
250mmのリニアシャフトを新たに磨かなくてはならないものの、この案はちと安直。
しかし、こんなんでも見てくれは面白そうだから、これでいいかもね。

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PG601を2個増やせば、シンプルなSF2をこんな懸架タイプのアームに変更することができる。
200mmのリニアシャフトはそのまま。
パイジョンはなかなか綺麗なパーツなので、見栄えがするかもね。
これなら直径90cmのプラッターでも大丈夫だ。
慣性質量はカッティングマシンのプラッターをしのぐかも。

プラッターもアームもオリジナルなら、やはりモーターも考えてみたくなる。
ネットでモーターを調べてみるとネオジム磁石を搭載したコアレスモーターや超音波モーターなど面白そうなものが沢山ある。
PL-30Lのモーターって現代の技術水準から見るとかなりお間抜けな雰囲気。
どうしようかな。






















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by kiirojbl | 2010-03-12 20:50 | DIY Turntable 2
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