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DIY Linear Tracking Tonearm (15)
LM4Lのショートアーム(パイプ長15cm)は合格。
でも、リニアシャフトに付着している塵のせいかミストラッキングをすることがあります。
そういうときは、ミシン油を染ませたティシュでリニアシャフトを拭き取ります。

このLM4Lのままでいいかなぁと思ったのですが、PE200の下端部が下方に出っ張っているのが気になります。
そこで、購入したものの使っていなかったPF600を使用したショートアームを作ってみました。


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PF600の穴の直径は10mmなのでLM5Lを使用。
また、パイプは10mm径、長さ15cmのものを使用し、裏側に大きめの穴を開け2本のネジでPF600に固定しました。
アーム全体の重量は62gとなり、LM4Lを使用したアームよりも7gほど重くなりました。

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こんな具合にレコード面側に出っ張りが無くなりました。

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5mm径のステンレス製リニアシャフトもピカールで磨き直し、完璧だねっ!と思ったのですが、不思議と滑りが悪いのです。
頻繁にミストラッキングをします。

あれこれ調整しているうちに気付いたのはPF600の3本のネジの締め具合。
どうもネジを締めすぎるとPF600が変形、さらに、LM5Lまでもが微妙に変形してしまうようです。
締め付けを軽くするとやや滑りは良くなりましたが、どうもLM5Lが変形してしまったようです。
う~む。




偏心させるとまともにトラッキングしないので、ノーマルの位置で再生。




LM5Lのアームは、ミストラッキングが気になり、取り外し、LM4Lのショートアームを復活させました。
このLM4Lのショートアームが、とりあえずの終着点になるような気がします。


今日買ってきた300円のLP、ボロディンの交響曲全集、CBS SONYのサンプル盤。
ジャケットはサインだらけ。
盤も痛んでおらず、こういうのは得した気分になるよね。






黄色いホーンシステムに使用しているSALのES70の不調、1台はボリューム不良、もう1台は雑音がのる状態。
修理を依頼しようとしたら、先に見積りをしますとのこと。
いくらだと思う?
このアンプは1台1万8千円程度です。

販売元のプロフューズ(ショーリンクス)の見積書に記載されていた修理代金はそれぞれ3万3千円。
税込み合計6万9300円。
なんですか、これ?

う~ん、新しいアンプを探さないと。
安物買いの銭失いでした。






そうだ、ES70の生きている基板を活かすニコイチ作戦はどうだろう。
それとも、ピアノシステムの1808-8SPSに使用しているペンキ塗装の1台をドナーにするサンコニコ?作戦もいいかもしれない。
などと考えていると…

ちょっと手が当たった拍子にWE308Lのインサイドフォースキャンセラーの糸が切れてしまいました。
修理の日々が続きそうです。








サンコニコ作戦を決行!
3台とも壊れてしまいましたとさ。
久しぶりの授業料納付。
う~む。




























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by kiirojbl | 2009-10-18 13:01 | DIY Tonearm | Comments(0)
DIY Linear Tracking Tonearm (14)
試作品作りは飽きたなんて書いたけど、まだまだやることがいっぱいあります。
その1つが、レコード盤上をリニアシャフトが横切るぐらいアーム長を短くするとどうなるのか、です。

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PE200をカートリッジ側にずらせば、簡単にアーム長を短くできます。
パイプ長は200mmのまま。
しかし、PE200の下端部が下方に出っ張っているため、この下端部がレコード面に接触してしまいます。
そこで、長めのボルトとナットを使用し、カートリッジをシェルから離間して固定。
これで、PE200の下端とレコード面との間に約5mm程度の隙間を確保することができました。

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ヤジロベエのようなプロポーションになったため、カウンターウェイトを1つ減らすことができました。
このため、アーム全体の重量(70.9g)は約14g減少しました。
指先に感じるアームの動作が確実に軽くなりました。

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上の画像はアルミパイプ長が200mmのもの。
下の画像はアルミパイプ長を150mmとした新型。
全体の重量は55gと最軽量。

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リード線はパイプ後端から取り出し、また、パイプ後端部に穴を開け、その穴に絡げた銅線にアース線を半田付けしてあります。
黄色いヘッドシェルが重そうに見えますが、指掛け込みの重量はたったの6gしかありません。
マグネシウムの比重はアルミニウムより小さく、6gのアルミニウムではこれだけの構造物を構成することは当然不可能です。
実際にやってみると分かるのですが、シェルのような小さなアルミ片でも3g、4g(1円玉は1g)という重量になってしまいます。
そして、指掛けやこのアルミ片を取り付けるためのボルトナットが加わると、6gに収めることは無理です。

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カウンターウェイトは、アルミ製のパイジョンよりもステンレス製のシャフトカラーの方が安価でコンパクト。
また、シャフトカラーには様々な種類があり、好みのデザインが選べます。

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このショートタイプのアームはトラッキング性能が向上しているような気がします。
では、今までの長いタイプと比べて音の違いは?
う~む、よく分からない。
接続している白ホーンシステムのDCX2496の設定をどんどん変更しているから。
入力がアナログかデジタルか、ということも記憶させることができるため、アナログ用として新たな設定を探っているためです。

このショートアームは、リニアブッシュを用いたパッシブ型リニアトラッキングアームのベテランでないとお勧めできません。
(って、そんなヒト、いるの?)
というのは、リニアシャフトにミシンオイル等を塗布してリニアブッシュのベアリングに浸透させようとする場合、オイルがレコード盤上に滴り落ちる可能性がある。
それに、取り扱いが荒いと、レコードとアーム、リニアシャフトが接触し、これはろくなことになりません。

このショートアーム、最初は不恰好だなぁと思っていたのですが、コンパクトでユーモラスなデザイン。
カートリッジが下方に変位して取り付けられているため、なんとなく獰猛な雰囲気もあります。
気に入りました。
このまましばらく様子を見ることにします。

なお、このアーム長のショート化はヨハネスさんの提案によるものでした。
ヨハネスさん、うまくいったよ。
ありがとう!







なお、最初の部分のブチブチした音はレコードのキズです。






ヨハネスさんからのもう1つの提案。

ヨ「おい、キットにして売り出せよ。」
お「そりゃ、キット売れないね。」










パッシブ型リニアトラッキングアーム、作ってみる前は、音が左右の何れかにかたよるのでは?という不安がありました。
アームが移動する際、針先が音溝の左右の壁の何れかに押し付けられる…

しかし、これは普通のスイングタイプのアームでも同じこと。
やはりアームがスイングする際、針先が音溝の左右の壁の何れかに押し付けられる。

で、パッシブ型リニアトラッキングアーム、やってみると音がかたよるなんてことはありませんでした。

逆に、アンチスケーティングとかインサイドフォースキャンセラーと呼ばれる機構を搭載していない通常のスイングタイプのアームの方が、よっぽど音がかたよるような気がしてくる。
でも、実際に聴いてみると、そうじゃないでしょう?

インサイドフォースキャンセラーを所定値以上に極端にかけてゆくと、確かに音はかたよる。
一方、インサイドフォースキャンセラーを外した場合、これは問題がないように思う。
やっぱり、オーディオはやってみないと分からないことが多いですよね。








YouTubeにはインサイトという機能があり、どこの国の人が見ているのかを知ることができます。
Mr.Sound Only謹製のリニアトラッキングアームの動画を見て頂いた方々は…
米国のニューヨーク州、コネチカット州、メリーランド州、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州、イリノイ州、アリゾナ州、テキサス州、カリフォルニア州、ワシントン州、オレゴン州、ノースカロライナ州、ハワイ州、日本、台湾、韓国、タイ、インドネシア、インド、マレーシア、オーストラリア、ポルトガル、ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、アイルランド、ポーランド、クロアチア、スロベニア、ロシア、ギリシャ、ブルガリア、スウェーデン、オランダ、デンマーク、クウェート、イスラエル、ブラジル、アルゼンチンの方々です。
なんだかとてもうれしいです!






ありがちなデザインだけど、こんなの作れたらいいなぁ…

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LM4Lアームの長期テスト(じっくり使ってみたい)をします。
しばらくお休みします。
























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by kiirojbl | 2009-10-04 12:01 | DIY Tonearm | Comments(0)