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DIY Horn Speaker System
ランシングヘリテッジに掲載されていたallen mueller氏のシステム。
A7の箱にGPA416を搭載。
マホガニー製のスミスホーンにBMSの同軸ドライバー
天井からシステム上部にぶら下がっている6角柱状のランタン内部には2402のツィーターアレイが収容されているそうです。

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下の画像は、bigblock1970氏のシステム。
CommunityのLeviathanのミッドホーンと2220の組み合わせだそうです。
サブウーファーは2242、ホーンは2397+2482、ツィーターが2405。
クロスは、70、800、4kHz。

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こんな低音ホーンシステムの画像もリンクされていました。
部屋の半分?が平べったい低音ホーンになっていて、その上にマルチセルラがちょこんと乗っかっています。
なるほど、これも一つの手ですね。

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DIYオーディオなら素晴らしいサイトがあります。
奥池自然科学研究所です。
「音楽を聴く上で音はいろいろあって、山脈のようにいくつも良い音のピークが存在する」
この言葉、励みになりますね。






















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by kiirojbl | 2009-04-26 23:32 | DIY System
Beyma 21SW1600Nd
Beyma社からもこの3月に21インチウーファーユニットが発表されました。
1600Ndシリーズの21SW1600Ndです。
これでヨーロッパの有力なスピーカーユニットメーカーの新型21インチウーファーが出揃ったような気がします。

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ネオジウム磁気回路を搭載したこうした21インチウーファーユニットの特徴は、その新しい機械的構成よりも、この業界をリードしてきたJBL社やEV社の影響が全く無いという点だと思います。
また、JBL社やEV社のほかの北米、南米のユニットメーカーが沈黙しているのが面白い。
但し、Eminence社は、Precision Devices社と、Precision Devices社に買収されたFane社と同じ資本下にあるため、これら3社は棲み分けているのかも知れません。

Fane社は、今後どうなってゆくのだろう。
昔は、Colossus 24(下の画像)という24インチ(61cm)ウーファーを作っていたので、是非、21インチウォーズに加わってほしいな。

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ところで、Beyma社の21インチウーファーは、21L45、21L50、そして今回の21SW1600Ndと3代目になると思います。

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21SW1600Ndの推奨箱の容積は100L~250L。
WinISDに計算させると220Lとなり、チューニング周波数は35.08Hz。
B&C社の21インチ用推奨箱と同等の容積、似たような特性ですね。

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21SW1600Ndには、Beyma社のウーファー技術のすべてが投入されています。
冷却システムにHELICEX cooling technologyという技術を用いたそうです。
残念ながら詳細は不明。

ボイスコイルについて「5”DUO double inner/outer voice coil winding」との説明があります。
これはボイスコイルがボビンの外側と内側のそれぞれに巻きつけてあるサンドイッチ型。

ハイパワーのサブウーファー用ユニットのボイスコイルには、各社工夫を凝らしているようです。

B&C社の21SW152と21SW115が「split winding copper voice coil」。
分割コイルという意味だと思いますが、どんな風に分割されているのかは分かりません。

18Sound社の21NLW9000と21NW9600は「5.3”Interleaved Sandwich Voice coil」。
RCF社のLF21N451は「4.5 inch Inside/Outside copper voice coil」。
18Sound社とRCF社もサンドウィッチ型。

こうしたボイスコイルの様々な工夫はJBL社のディファレンシャルドライブの影響が大きいでしょう。
でも、こうした技術はカーオーディオのサブウーファーユニットでポピュラーになった3D用分割コイルから発展したものだと思っています。


21SW1600Nd
Nominal diameter 540mm. 21 in.
Rated impedance 8 ohms
Minimum impedance 6.5 ohms
Power capacity* 1600 w AES
Program power 3200 w
Sensitivity 98 dB 2.83v @ 1m @ 2p
Frequency range 25 - 1200 Hz
Maximum Recom. Frequency 200 Hz
Recom. enclosure vol. 100/ 250 l 3.5 / 8.75 ft.3
Voice coil diameter 126 mm. 5 in.
Magnetic assembly weight 7.59 kg. 16.7 lb.
BL factor 32 N / A
Moving mass 0.370 kg.
Voice coil length 35 mm
Air gap height 14 mm

Resonant frequency, fs 33 Hz
D.C. Voice coil resistance, Re 5.3 ohms33 Hz
Mechanical Quality Factor, Qms 8.37
Electrical Quality Factor, Qes 0.40
Total Quality Factor, Qts 0.38
Equivalent Air Volume to Cms, Vas 268 l
Mechanical Compliance, Cms 62.8 μm / N
Mechanical Resistance, Rms 9.18 kg / s
Efficiency, ho (%) 2.31
Effective Surface Area, Sd (m2) 0.1734 m2
Maximum Displacement, Xmax*** 15 mm
Displacement Volume, Vd 2514 cm3
Voice Coil Inductance, Le @ 1 kHz 3.7 mH

Overall diameter 549 mm. 21.6 in.
Bolt circle diameter 525 mm. 20.66 in.
Baffle cutout diameter: 
- Front mount 491 mm. 19.33 in.
- Rear mount 511 mm. 20.12 in.
Depth 250mm. 9.84 in.
Volume displaced by driver 20 l 0.7 ft.3
Net weight 14.9kg. 4.18 lb.




















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by kiirojbl | 2009-04-23 00:44 | Beyma 21
B&C 21SW115 and 21SW152(4)
21SW115は、廉価版の21インチウーファーユニット。
ここで、価格を見てみると、製造中止になった前作の21SW150が789ユーロ、6インチボイスコイルの21SW152が649ユーロ、そして4.5インチボイスコイルの21SW115が499ユーロです。
21インチが珍しく、故に割高だった時代が終わり、この口径にも価格競争が始まりつつあるように思います。

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廉価版とは言え、スペックシートによると、115のAES耐入力は1700W(152は2000W)とハイパワーユニットであり、公称4ΩのユニットであるにもかかわらずBL値も25.5です。
mmsは344gと152の437gよりもずいぶん小さい。
また、能率は97dBと、152と変わりません。
なお、21SW115のスペックシートも、Net Weight 30.8 kg (14 lb)、Shipping Weight 36.1 kg (16.4 lb)と、kgとポンドの表示がさかさまになっています。

WinISDに計算させると、下のグラフ画像のように、実効容積216.8L、チューニング周波数35.31Hzが適切(Q=0.7)という結果になりました。
これはB&C社の推奨箱と同等です。

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下のグラフ画像は、実効容積210L、チューニング周波数35Hzにした場合の18インチクラスとの比較です。
黄色がPeavey Low Rider18、赤が同Low Max18、緑が21SW115。
Low Rider18とLow Max18は、18インチクラスの標準的なパラメーターを持つユニットです。
3機種のレスポンスグラフにほとんど差がないことが分かります。

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一般的に、同容積の箱に入れた場合、小口径のウーファーユニットの方が大口径ウーファーユニットよりも最低域の再生限界が伸びることを考えると、21SW115はかなりがんばっているように思います。

ところで、21SW115と21SW152を、実効容積210L、チューニング周波数35Hzの推奨箱に入れ比較してみると、下のグラフのように、両機種の性格が伺えます。
緑の115は、ウーファーとしてフラットな特性を持っていますが、黄色の152は、最低域が盛り上がるような特性を持っています。

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21SW152を80Hz以下のサブウーファーとして使用するなら、これは問題ないでしょう。
しかし、21SW115をそうしたサブウーファーではなく、ミッドベースと100Hz以上でつなぐウーファーとして使用するとどうなるのか。
この21SW115は、そうした使い方を予定しているような気がするのです。

この21SW115や152は、ラインアレイシステムのサブウーファー用でしょう。
もし、200Hz程度までサブウーファー側に任せることができれば、ラインアレイシステム側の低域再生能力は、それほど強力でなくても済む。
低域再生能力の要請が小さくなれば、ユニットや箱の小型化を通じてラインアレイシステムを一挙に小型化できる。
そうしたことを考えると、21SW152は15インチウーファーを使用したラインアレイシステムと、そして、21SW115は12インチウーファーを使用したラインアレイシステムと組み合わされるのではないかと。

シロートのたわごとはこの程度にして、200Lクラスではなく、もっと大きな箱に入れるとどうなるのでしょう。
21SW115を、300L(黄)、450L(赤)、600L(白)に入れて、適当なチューニング周波数を選んでみました。
600Lに入れた場合、20Hzでも92dBの能率が確保できています。
一方、21SW152は、300L(緑)、400L(水色)という、21SW115よりも小さな容積の箱で、20Hz~30Hzを十分に再生できるようです…

しかし、こうした超低音再生用の箱というのは、こうした考え方でいいのでしょうか。
超大型の密閉箱の方がいいのかな?

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21SW115
Specification
Nominal Diameter 530 mm (21 in)
Nominal Impedance 4 ohm
Minimum Impedance 4.2 ohm
Nominal Power Handling (AES) 1700 W
Continuous Power Handling 3400 W
Sensitivity (1W/1m) 97 dB
Frequency Range 35 - 1000 Hz
Voice Coil Diameter 116 mm (4.5 in)
Winding Material Copper
Former Material Glass Fibre
Magnet Material Neodymium Ring
Winding Depth 34 mm (1.34 in)
Magnetic Gap Depth 14 mm (0.55 in)
Flux Density 1.15 T

Parameters
Fs 35 Hz
Re 3.6 ohm
Qes 0.43
Qms 10.2
Qts 0.4
Vas 223 dm3 (7.8 ft3)
Sd 1680 cm2 (260.4 in2)
EtaZero 2.4 %
Xmax ± 14 mm
Xvar ± 15 mm
Mms 344 g
Bl 25.5 Txm
Le 1.7 mH

Mounting & Shipping
Overall Diameter 547 mm (21.5 in)
Bolt Circle Diameter 527 mm (20.7 in)
Baffle Cutout Diameter 508 mm (20 in)
Depth 250 mm (9.9 in)
Flange and Gasket Thickness 16 mm (0.62 in)
Net Weight 30.8 lb (14 kg)
Shipping Weight 36.1 lb (16.4 kg)
Shipping Box 590x590x300 mm (23.1x23.1x11.8 in)

Design
Surround Shape Triple Roll
Cone Shape Radial
Magnet Type Neodymium Ring
Spider Double Silicone
Pole Design T-Pole





また、つまらぬものを…

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by kiirojbl | 2009-04-19 18:13 | B&C 21
Mr. Sound Only
第3新東京市のMr. Sound Only宅に2431HとMTA-1が配達された。
すべてはゼーレのシナリオ通りである。

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しかし、箱から出してみると、ゲンドウさんの予想に反し、2431Hはちょっち小さい…

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分析パターン青、使徒と確認!

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冬月、やはりスピーカーはデカくないとな。

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精神汚染計測値の上昇に注意しましょう。











ALTECのホーン/ドライバーのスロートの口径は1.4インチ。
最近のJBLのは1.5インチ。
どうして?

ドンさんによると、ランシングマニュファクチャリング社の284のスロート径が1.5インチだったことに由来しているそうです。
下の画像は284。
ねじ込み式。

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284の永久磁石版であるALTEC288は3ボルトでホーンに連結することになったので、この出っ張ったねじ部分が要らなくなった。
しかし、このねじ部分内部の音道もスナウトとして徐々に広がっているから、これをスパット切り落とせばスロート径も小さくなっちゃう。
それで1.5インチだったスロート径が1.4インチになった。

さすがドンさん!
詳しくはこちらを。

As a bit of trivia, the 1.4" throat diameter of Altec's large format compression drivers is a legacy of the Lansing Manufacturing product line that Altec bought in 1941. The Altec 288 was basically an improved, permanent magnet version of the LMCo 284 developed for the Shearer Horn in 1935. It used the same diaphragm and throat geometry. The exit throat diameter on the 284 was originally 1.5" in diameter. However, this dimension was at the end of a screw on horn connector that extended out past the body of the 284. Later, Lansing switched to a flush flange connection for their horns that was fastened by three bolts that passed through the flange. This resulted in cutting back the horn throat for a length equal to the height of the former threaded mount. The diameter of the throat at the point where it is flush with the compression driver body was 1.4" and thus this became the standard. You can see this in the picture below taken by Steve Schell of one of his 284's next to a 288D.



















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by kiirojbl | 2009-04-16 18:13 | ALTEC Horn
B&C 21SW115 and 21SW152(3)
以前ご紹介したB&C社の21インチウーファー、21SW115と21SW152の詳細が発表されました。

21SW152は、AES2kWの耐入力を誇る強力なサブウーファーユニットです。

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そして、21SW152の発売と同時に、従来の21SW150は製造中止になってしまいました。
したがって、21SW152は、150と同じ価格帯(700ドル~800ドル)ではないかと思います。
下の画像は、前作の21SW150です。
デザインが素敵なんだけどなぁ、佳人薄命…

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152は、前作の150と比べ、実効質量が小さく(494g→437g)、能率も2dB上昇しています(95dB→97dB)。
しかし、何れも6インチボイスコイルを有し、また公称インピーダンスが4Ωなのに、152のBL値が32、150では32.6と桁外れの強烈さ。
AES耐入力は、150の1.5KWから、152の2KWに増加し、よりハイパワーな方向へ進化しています。

フレームデザインが変更されていますが、150の重量が18kg、152の重量は18.5kgと、略同じです。
なお、152のスペックシートでは、Net Weight 40.7 kg (18.5 lb)、Shipping Weight 46 kg (20.9 lb)と、kgとポンドの表示があべこべになっております。
カタログ男ですから、このスペックシートを最初に見たとき、ひぇ~、このユニット40kgもあるんかいな!?と、ひっくり返るほどぶったまげたのでありました。

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上の画像は、以前ご紹介したB&C社の21インチ用の推奨箱
内寸容積266L、実効容積が210L。
チューニング周波数は、35Hzと表示されています。

この推奨箱は、口径に対してかなりコンパクトだと思います。
各ダクトの傾斜板が補強材として機能する。
補強するとしたら、背板を二枚重ねにすることぐらいかしら。

ダクト長は50cmもあり、それが四隅に分散されている。
さらに、ユニットに対してダクトが等距離に配置されています。
このため、強烈な?バスレフ動作になるのではないかと。

WinISDにこのダクト寸法でチューニング周波数を計算させると、42.9Hzあたりになります。
下の画像は、緑がその42.9Hz、黄色が図面に表示されている35Hz。
比較のため、210Lの箱に入れたpeavey Lo Max 18(白ホーンシステムに採用した18インチ)を青ラインで示しています。

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下の画像は、B&C社が発表している上記推奨箱のレスポンスグラフ。
緑と黄色の中間的な特性のようです。

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B&C社が想定している21インチ用推奨箱は、典型的とも言える青ラインに対して、最低域がしゃくれた感じで盛り上がっており、さらに、30Hz以下は急激に低下していることが分かります。
ハイパワー用のサブウーファーとして、このような特性が望ましいのでしょう。

ちなみに、典型的なバスレフ用の性格を持つLo Max 18で、このようなしゃくれた特性を持たせるためには、400L近い実効容積が必要になります。
一方、21SW152を巨大な箱に入れても、このしゃくれた特性はそのままです。
というか、箱を大きくしてゆくと、最低域側のレスポンスがどんどん低下してしまいます。

という訳で、21SW152を家庭で使用する場合でも、あまり大きな箱に入れる必要は無いように思います。
これ、気分的に楽。
ダクトの開口面積を絞りダクト共振数を30Hz程度にした実効容積250Lぐらいの箱が望ましい?



21SW152

Nominal Diameter 530 mm (21 in)
Nominal Impedance 4 ohm
Minimum Impedance 4.3 ohm
Nominal Power Handling (AES) 2000 W
Continuous Power Handling 4000 W
Sensitivity (1W/1m) 97 dB
Frequency Range 30 - 1000 Hz
Voice Coil Diameter 153 mm (6 in)
Winding Material Copper
Former Material Glass Fibre
Magnet Material Neodymium Ring
Winding Depth 30 mm (1.18 in)
Magnetic Gap Depth 12 mm (0.5 in)
Flux Density 1.2 T

Fs 35 Hz
Re 3.3 ohm
Qes 0.33
Qms 7.3
Qts 0.32
Vas 176 dm3 (6.15 ft3)
Sd 1680 cm2 (260.4 in2)
EtaZero 2.4 %
Xmax ± 15 mm
Xvar ± 16 mm
Mms 437 g
Bl 32 Txm
Le 1.4 mH

Overall Diameter 547 mm (21.5 in)
Bolt Circle Diameter 527 mm (20.7 in)
Baffle Cutout Diameter 508 mm (20 in)
Depth 261 mm (10.3 in)
Flange and Gasket Thickness 0.63 mm (16 in)
Net Weight 40.7lb (18.5kg)
Shipping Weight 46lb (20.9kg)
Shipping Box 590x590x300 mm (23.2x23.2x11.8 in)
Surround Shape Triple Roll
Cone Shape Radial
Magnet Type Neodymium Ring
Spider Double Silicone
Pole Design T-Pole
Service kit RCK21SW1524























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by kiirojbl | 2009-04-13 20:27 | B&C 21