<   2008年 10月 ( 21 )   > この月の画像一覧
B&C SPEAKERS DCM36 and DCM50
DCM36は1.4インチスロート径、DCM50は2インチスロート径の中域用コンプレッションドライバーです。
スロート径を除き、スペックは略同じですが、DCM50の再生帯域が400Hz~10kHzなのに対して、DCM36は400Hz~11kHzと高域側のレスポンスに多少の差があります。
これは、DCM36のスロート径が絞ってあるからでしょう。

構造は不明です。おそらくDCX50から高域ドライバー部分を除いたような構造ではなかろうかと思います。
下の画像はDCM50です。
c0143750_17385265.jpg

下の画像はDCM36の図面です。
c0143750_1739738.jpg





















.
[PR]
by kiirojbl | 2008-10-31 17:39 | B&C Driver | Comments(0)
B&C SPEAKERS DCX50
以前、HPでご紹介したB&C社の2インチスロートの同軸型ドライバーです。
このDCX50は、5インチコーン型中域ドライバーと、リング型の高域ドライバーを備えています。
B&C社の特許出願を調べていると、以下のような図面を発見しました。
おそらく、これがDCX50の構造だと思います。
c0143750_23575494.jpg


c0143750_051796.jpg

中域ドライバーのボイスコイル径は2インチ、高域ドライバーのボイスコイル径は1.2インチです。
中域ドライバーの複合材から作られたコーン型ダイアフラムは、放射状のスリットを有するフェーズプラグと組み合わされています。
また、中央に位置する高域ドライバーは、Mylar製のリング型ダイアフラムを備え、JBL社の075と略同様の構造です。
なお、DCX50の推奨クロスは、400Hzと9kHzです。
下の画像は発表時のDCX50の画像です。特許図面のドライバーと酷似しています。
c0143750_23582471.jpg

下の画像は、リデザインされ、製品化された現在のDCX50の画像です。
素晴らしいデザインです。
c0143750_23584675.jpg




















.
[PR]
by kiirojbl | 2008-10-30 23:58 | B&C Driver | Comments(0)
B&C SPEAKERS DE1000 and DE1050
B&C社は、非常に多種多様のコンプレッションドライバーを製造しています。
ズラズラと並べると、こんな具合です。
数値は、冒頭のタイトルがスロート径、そして、各型番、再生周波数帯域、能率、ボイスコイル径と続きます。

1 Inch
DE10, 1.5 - 18 kHz, 107 dB, 1 in
DE12, 1.5 - 18 kHz, 106 dB, 1.4 in
DE12TC, 1.5 - 18 kHz, 105 dB, 1.4 in
DE160, 1.5 - 18 kHz, 107 dB, 1.7 in
DE180, 1.5 - 17 kHz, 106.5 dB, 1.7 in
DE200, 1 - 18 kHz, 106 dB, 1.7 in
DE250, 1 - 18 kHz, 108.5dB, 1.7 in
DE400, 1.2 - 18 kHz, 108.5 dB, 1.7 in
DE400TN, 1.2 - 18 kHz, 106 dB, 1.7 in
DE500, 1 - 18 kHz, 107 dB, 1.7 in

1.4 Inches
DE610, 1 - 18 kHz, 108 dB, 2.5 in
DE60TN, 0.5 - 18 kHz, 107 dB, 3 in
DE82TN, 0.5 - 18 kHz, 106.5 dB, 3 in
DE800, 0.5 - 18 kHz, 108 dB, 3 in
DE900TN, 0.5 - 18 kHz, 108.5 dB, 3 in
DE920TN, 0.5 - 18 kHz, 108.5 dB, 3 in
DCM36, 0.4 - 11 kHz, 108.5 dB, 2 in

1.5 Inches
DE700TN, 0.5 - 18 kHz, 107.5 dB, 3 in
DE1000, 0.5 - 20 kHz, 109 dB, 4 in

2 Inches
DE64TN, 0.5 - 18 kHz, 107.5 dB, 3 in
DE85TN, 0.5 - 18 kHz, 107 dB, 3 in
DE750TN, 0.5 - 18 kHz, 107.5 dB, 3 in
DE950TN, 0.5 - 18 kHz, 108.5 dB, 3 in
DE1050, 0.5 - 20 kHz, 109 dB, 4 in
DCX50, 0.4 - 16 kHz, 108.5 dB, 2 in
DCM50, 0.4 - 10 kHz, 108.5 dB, 2 in

よくもまあこんなに作り分けることができるなぁと感心します、というか、あきれます…
本題のDE1000(下の画像)は、1.5インチスロート/4インチチタンダイアフラムのドライバーです。
ネオジウム磁気回路を搭載しており、JBL社の2451Hと同内容です。

c0143750_16351435.jpg


B&C社は、長年コンプレッションドライバーを作り続けていた訳ですが、なんと、4インチダイアフラムのドライバーはこの最新鋭のDE1000、1050が初めてなんだそうです。
今までは3インチダイアフラムが同社ドライバーの最大径だったということです。
その理由は???

下の画像は、DE1050です。
DE1000にスナウト(筒先)を取付けて2インチスロートにしたものだと思います。

c0143750_16352964.jpg





















.
[PR]
by kiirojbl | 2008-10-29 16:35 | B&C Driver | Comments(0)
B&C SPEAKERS SPA
B&C Speakers社は、1946年、イタリアのフィレンツェで設立された老舗のスピーカーユニットメーカーです。
このB&C社は、業務用コンプレッションドライバーの設計者には世界的に有名なメーカーです。
もちろん、コーン型も製造しています。
設立者は技術担当のFernando Borrani氏と、マーケット担当のRoberto Coppini氏です。
詳しくはこちらを。

ヨーロッパの業務用オーディオ誌が、可搬型のスピーカーシステムの聴き比べ特集を企画したところ、集められた各社のスピーカーシステムのユニットのほとんどがB&C社の製品であったため、聴き比べにならなかった、というような逸話を読んだことがあります。

c0143750_1533267.jpg




















.
[PR]
by kiirojbl | 2008-10-28 15:33 | B&C | Comments(0)
Martin Audio WSX
現在のMartin Audio社のホーンロード型サブウーファーシステムが、このWSXです。
18インチ1発、折り曲げホーン+バスレフという構成。
ご存知のように現在のサブウーファーシステムの主流は18インチダブルのダイレクトラジエター型です。
WSXのようなホーン型、生き残って欲しいものです。

c0143750_1673226.jpg


円高です。
堅気の商売というか、コツコツ仕事をした分だけチョビッと収入を頂く、というつつましい生活なので、こういうことは全然関係ないのですが、円高になると海外のスピーカーユニットを安く買えるのでうれしいです。
今回の円高、95年のレートを突破するのかしら。楽しみ、楽しみ。

c0143750_1744542.jpg


株、ドル、原油の暴落を見ていると、何かこう、今までのさばっていた価値観が崩壊してゆくのを感じます。
この米国発の金の力に頼った弱肉強食?やら実力主義?やら、そういう狭い了見の者達が作った貧相で品の無い世界は、結局のところ紙屑並みの値打ちしかなかったということですね。
ものの値段は、需給の関係で決定されるものですから、本質的な価値とは無関係。
オーディオの馬鹿げたハイエンド礼讃時代もそろそろ終わりになるのが、よろしいのではないかと。





















.
[PR]
by kiirojbl | 2008-10-24 16:21 | Martin Audio | Comments(2)
Oswaldsmill Audio
ガレージメーカーのサイトだと思うのですが、ともかくマニアック。
RCA社を調べているうちに辿り着きました。

c0143750_04141.jpg


管理人さん曰く、
「スピーカーシステムの大きさは気にしないのさ。だって、誰も一番小さなスタインウェイ(ピアノ)を聴きたかないだろ。」
まったくその通りであります!


RCA社関連のパンフレットの部屋です。なぜかむやみに重い!
2006年度の集会のようす。そのクレージーぶりに乾杯。





















.
[PR]
by kiirojbl | 2008-10-24 00:03 | Homepage | Comments(2)
Martin Audio W8S
Martin Audio社は、さらに考えましたね。そして開発したのがW8シリーズのW8S。
18インチダイレクトラジエターと15インチホーンロードを一つの箱に押し込んでいます。
構造がどうなっているのかは分かりませんが、折り曲げホーンとバスレフ箱を上手に共存させているのだと思います。

意外なのは、18インチダイレクトラジエターと15インチホーンロードが同じ帯域で動作することです。
しかも、18インチにディレイをかけるために、チャンデバが必要になります。

c0143750_1720293.jpg


c0143750_17204199.jpg




















.
[PR]
by kiirojbl | 2008-10-22 17:20 | Martin Audio | Comments(0)
Martin Audio F2B Bass Horn (2)
F2Bは、下の画像のようにFSXというサブウーファーシステムと組み合わせて使用します。
このFSXは18インチダブルウーファーを搭載し、28Hzまでの再生が可能です。

Martin Audio社は、115や215では最低域の再生が難しいことに気付き、ホーン長を稼いだS-Binを開発しました。
しかし、S-Binのようなホーンロードタイプの箱でも最低域の効率的な再生が不可能であることを悟り、ホーン長が短めになるように設計したF2Bを18インチダイレクトラジエタータイプのサブウーファーに組み合わせるというスタイルに辿り着いた訳です。

画像下方のダイヤグラムは、ホーンロードとダイレクトラジエターとを組み合わせるためにディレイが必要であること、そして、クロスがオーバーラップしていることを示しています。

画像をクリックすると鮮明になります。

c0143750_16181095.jpg




















.
[PR]
by kiirojbl | 2008-10-21 16:18 | Martin Audio | Comments(0)
Martin Audio F2B Bass Horn
Martin Audio社のF2シリーズの折り曲げホーンのウーファーシステム。
215MKⅢよりもホーン長が152mm短く、60Hz~90Hzの能率が1.5dB以上高いそうです。
使用されているユニットは、Martin L1540という4インチボイスコイルの15インチウーファーが2発です。
なお、このF2BはS-Binに代わるものではないそうです。

c0143750_1934274.jpg



















.
[PR]
by kiirojbl | 2008-10-20 19:34 | Martin Audio | Comments(0)
Martin Audio S BIN
はっきりとは分かりませんが、1980年代、このS BINが115や215の後継機種として開発されたと思われます。
そして、この当時、このような折り曲げホーン形式はすでにポピュラーになっていた、あるいはポピュラーになりつつあったようです。
S BINには2種類あり、S1は15インチシングル、S2(下の画像)が15インチダブルです。
ホーン長は2.1mと長くなり、開口部を近接させて4台スタックすると25Hz~50Hzの帯域を再生できるそうです。
推奨クロスは200Hz~250Hzとなっています。

c0143750_175976.jpg


c0143750_1752271.jpg



















.
[PR]
by kiirojbl | 2008-10-17 17:18 | Martin Audio | Comments(0)