英国ロンドン郊外の
Martin Audio社は、1971年、オーストラリア人のDaivid Martin氏により設立されます。
Martin氏の設計した業務用スピーカーシステムは、Pink Floyd やSupertrampのツアーに使用され、有名になります。
特に、Martin氏の折曲げ型フロントロードホーンは、"Martin Bin"(一般に低音用のキャビネットは"Bass Bin"(ベースビン/低音箱)と呼ばれています。)と呼ばれ、70年代のPAシステムのスタンダードの地位を確立します。
Martin Audio社は、1990年に、Tannoy社とGoodman社を保有するTGIに買収されます。
1992年にMartin氏は失踪しますが、これはビジネスパートナーにより殺害されていたことが後に判明します。
Martin氏の死体は発見できなかったものの、このパートナーは殺人罪で有罪の判決を受けたそうです。
なお、2007年に、Martin Audio社は、EAW社とMackie社を保有するLoud Technologies社に買収されました。
以上のことは、
Wikipediaに記載されていました。
下の画像は1973年のPink FloydのツアーにおけるMartinシステムです。
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