このコンプレッションドライバーについて調べてみると、ネオジウムマグネット搭載までは良かったのですが、ダイアフラムの材質が特定できません。
この
JBL社内の資料によると0.004インチ厚のポリエステル製と記載されています。
しかし、CBT4のパンフレットにはチタンダイアフラム記載されています…
構造も?です。
ボイスコイルとダイアフラムとの位置関係が2402H等とは逆。
ダイアフラムは2402H等と同じリング型ですが、2407Hの交換用のダイアフラム(下の画像)を見ていると、この中央にあるフェーズプラグを囲んでいる円筒状の部材は何?とか、磁気回路に取り付けると音道が確保できないのでは?とか、疑問だらけになります。
ランシングヘリテッジのフォーラムでは、ドイツのユニットメーカーであるBMS社のドライバーとの類似性も指摘されていました。
下の画像は、BMS社の
4540NDのダイアフラムです。
それで考えてみたのですが、おそらく下の画像のような構造ではないかと思います。
これは
HPですでにご紹介した同軸ドライバーのBMS社の4590です。
音道が従来のチャンバーである空間を通って、それから折り返されて前方に導かれると、こういう具合ではなかろうかと。
先ほどのJBL社内の資料を見ていると"Re-entrant Ring Radiator"と記載されているので、こういうタイプはそう呼ぶのかもしれません。
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