ナイロンの釣り糸を使用した吊り下げタイプの脳内開発は延々と続けられ…
引っ張りバネと釣り糸の繰り出し長さのアジャスターにより、かなり現実味が出てきました。
2重デッキになったのは、見てくれの良い糸の固定方法を考えているうちに。
現実味というのはうまく作れそうだというお話であって、実際の使い勝手に不安が残ります。
トーンアームの操作をすると、ゆらゆらと揺れるのではないかという不安。
それにちょっと大きいのが気に入らない。
リニアトラッキングアームは非常に小さいですし、ターンテーブルはコンパクトなダイレクトドライブタイプですから、大きなボディとは視覚的にバランスがとれないような気がします。
そんなこんなで謙虚な?プレーヤーを考えるようになりました。
倉庫にあったのは397mm×397mm、厚さ12mm、重さ5kgちょっとの2枚の赤茶色の石板(御影石だと思う)。
この2枚の石板の間に
audio-technicaのAT6091を挟み、ここで振動を熱に変える。
しかし、釣り糸による吊り下げタイプに比べると構造的な面白さがなく今ひとつのような…
このシンプルなプレーヤーを考えてから、本当に気に入るかどうかしばらく放置。
しかし、いつまでたってもこの案から頭が離れない。
他の案を検討しても、この案に戻ってきてしまう。
こういう場合は作ってよし、なのです。
TT71とWE308Lを組み合わせた2つの自作プレーヤーはとても大きく重かった。
このため大きなプレーヤーシステムというのは、もういいかなと思っています。
というか、単に大きくて重いというのは、DIYの工夫とは無縁の世界。
今後大きいのを作る場合は、プラッターだけではなく、モーターや伝達系も自作してみたい。
反転フライホイールブレーキとか、超多極低速ロングモーターとか、流体駆動伝達系とか、ド派手LED透過照明群など、悩ましくもアホっぽいアイディアが目白押し!
このプレーヤーは主に黄色いホーンシステムと組み合わせる予定です。
はいっ、お楽しみの時間がやってまいりました ♪
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