2408Hに続き、2407Hも購入。
何れも新品。
今回、初めてebayで購入した。
USA-GETという個人輸入代行業者にお願いした。
以前、2回ほど
ALICE HOUSEという業者を使った。
個人輸入といってもこういう代行業者を使えば、国内のネットショップから購入するのと、その手間はほとんど同じ。
ヤマト運輸の企業努力により海外送料も安くなったね。
2408Hが約60ドル、2407Hが67ドルと格安。
これはbuy it nowの価格なので、もっと安く購入できるかもしれない。
しかし、これでも十分安いというか、考えるまでもない値段なので、文句ございません。
ホーンは、
セレニウム社のHM17-25を4つ買った。
ブラジルの巨大なスピーカーユニットメーカーのバイラジアルホーン。
色違いもあるようだ。
以前から入手したかったホーンだ。
1つ5.6ドル。
あと、入手してみたいホーンとしては
2360Bがある。
633ドル。
ここには、出荷重量として27ポンド(12.24kg)との記載がある。
そうすると、
ヤマト便だと約83ドル。
なんだかんだで800ドルぐらいか?
それから、
JBLのHLAのホーン部も候補の一つだ。
これはパーツ(Horn, Waveguide 3 way/126-00180-00)になるのだが、
定価で1492ドル。
2360BとHLAのホーン部、ポチッと注文するのは何年後になるのだろう?
2407Hの後継機種が2408Hになると思うけど、2407Hの方が良い、というような話もある。
VERTECの
VT4887が2407Hを搭載していて、その後継機種の
VT4887Aが2408Hを搭載している。
ちなみに、VT4887Aの価格は976,500円と、6、70ドル程度のユニットを搭載しているシステムとしては、法外なものとなっている。
しかし、法外と言ってみたところで、一つ一つのVT4887はエレメントにすぎず、8台(お値段7,812,000円)ぐらいでようやく一本のスピーカーシステムになる。
コントロール系の推奨機種は、dbx4800、CrownのI-Tech、BSS FDS-366T。
これは贅沢なシステムだね。
VT4887、VT4887Aでは、2407、2408のいずれも、そのクロスは2.1kHz。
高域特性は、20kHzまで±3dBと表示されている。
このVT4887Aは、VERTECシリーズのコンパクトタイプに属し、18インチシングルウーファーの
VT4881Aと組み合わせることが推奨されている。
VT4881AのユニットはJBL社最強のウーファーユニットである
2269H。
そのクロスは
125Hz。
VRXシリーズでも同じように2407から2408へ変更がなされている。
VRX932LAが2407J、その後継機種の
VRX932LA-1が2408Jを搭載している。
VRX932LA、1VRX932LA-1では、2407、2408のいずれも、そのクロスは1.2kHz。
2インチチタンダイアフラムのコンプレッションドライバーと対等の耐久性と、それに優る高域再生能力を持っているように思う。
なお、38mm径ボイスコイルを有する2407Hの環状ダイアフラムの振動有効面積は12平方cmなので、直径が39mmのドーム型ダイアフラムの振動面積と同等ということになる。
下のホーン部の2つの画像のドライバーは2407Jだね。
この画像を見ていると、こうした用途のコンプレッションドライバーは、そのサイズが極めて小さくなければならないことがよく分かる。
2407と2408は、スペック上においては、対等の性能を持っているようだ。
でも、2408よりも2407の方が、技術的なアプローチにおいてはるかに斬新であり、また、2407は帝王JBL Professional社がOEM供給を受けたという最初で最後の?ユニットという点でも貴重だ。
大金星を挙げたBMS社の音が聴ける2407Hが楽しみだ。
なお、BMS社のRe-entrantタイプの特許は、このSvetlomir Alexandrof氏によるものだそうである。
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